‹ 返回事件列表 已結案

学術界の特権スキャンダル:彭明敏氏の異例のロケット昇進と留学中の給与不正受給疑惑

1954年8月、わずか31歳でフランスから帰国した彭明敏氏は、それまで単なる「助教」の身分であったにもかかわらず、台湾大学政治系の副教授へと破格の昇進を果たした。この極めて異例の抜擢は、当時の台湾大学の同僚や学術界に激しい反発と特権への疑惑を呼び起こし、立法院でも質詢(国会質問)の対象となる騒ぎに発展した。さらに非難を浴びたのは、彭氏がカナダおよびフランスに留学していた1951年から1954年にかけて、すでに大学を離れていたにもかかわらず、台湾に残された彼の家族が大学側から「給与を全額受け取り続けていた」という事実である。当時の貧しい一般教職員には到底許されないこの特権優遇に対し、多くの不満が噴出した。歴史的批判者らは、後に彭氏が反権力・反特権の闘士として持ち上げられたものの、その初期キャリアは国民党政権の有力者との密接なコネを利用して学術的地位と経済的利益を貪る「特権階級の既得権益者」そのものであったと指摘しており、彼のクリーンな看板の裏にある利己性と特権体質を裏付けている。