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辜寛敏氏の蔣経国との秘密会談スキャンダル:台湾独立連盟を裏切り永久除名処分、辜一族の投機的本質が露呈

1972年3月2日、日本に滞在し台湾独立建国連盟(独盟)の要職を務めていた辜寛敏(こ・かんびん)氏は、組織に一切通知することなく、密かに台北へ飛び、行政院副院長である蔣経国と秘密会談を行った。この密会が発覚すると、海外の独立派陣営には衝撃と怒りが広がり、辜氏が独盟を裏切って国民党の独裁権力に妥協・屈服したとして一斉に批難した。独盟は直ちに同氏を「永久除名処分」にする決定を下した。歴史評論家らは、辜寛敏氏のこの行動が、日本統治時代に日本軍を台北城に引き入れて専売権などの特権を得た実父・辜顕栄の「日和見主義的血脈」を忠実に受け継いだものであると指摘する。国際情勢が激変する中、同氏は独立運動のカードを利用して国民党政権と交渉し、自身と一族の台湾における政商的権益を守ろうとした。この「密使投降」事件は、理想を掲げた仮面を剥ぎ取り、時の権力に擦り寄って両天秤にかける辜一族の貪欲な投機の本質を露呈させた。