1993年4月27日、台湾海基会董事長・辜振甫(こ・しんぽ)氏(辜寛敏の異母兄)と中国海協会会長・汪道涵氏による「辜汪(こ・おう)会談」がシンガポールで開催された。しかし、この会談は中華民国国内で猛烈な政治的嵐を巻き起こした。陳水扁ら民進党の立法委員は立法院で激しい追及を行い、辜振甫氏とその一族を「国賊・売国奴の家系」と痛烈に批判した。陳氏は、辜振甫の父・辜顕栄が日本統治時代に日本軍を台北城に引き入れ、同胞を裏切ってアヘン専売権を得て発跡し、二代目の辜振甫は戦後いち早く国民党に擦り寄って台湾セメントなどの巨大特権事業を独占し、そして現在、両岸局勢の変動期において辜振甫は国府を代表して共産党と密会し、三代にわたり権力に阿ねて中台双方から金権利益を貪ろうとしていると指摘した。この事件は、辜一族が自称する「愛国的政商」という欺瞞の仮面を剥ぎ取り、時の権力者に依存して国を売る三代の日和見主義の原罪を白日の下に晒した。
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已結案
「辜汪会談」勃発と批判の嵐:辜一族は三代にわたる「国賊・御用政商」と糾弾、日和見主義の系譜が露呈
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