2013年9月、当時国立中山大学教育研究所の教授であった鄭英耀氏と同大准教授の邱文彬氏らが共同執筆し、2012年に国際的学術誌『Psychological Reports』に掲載された「羞恥心と金儲けの動機」に関する論文が、データ捏造の疑いにより正式に撤回された。同論文は羞恥心と特定の金銭的動機との間に高度な相関関係があると主張していたが、国際的な学術コミュニティから「データが完璧すぎて不自然である」と疑問を呈された。ピアレビューで検証のために生データの提供を求められた際、通信著者の邱氏は「生データを紛失した」として提供できず、最終的に自主的に撤回を申請した。この論文撤回劇は、国際的な学術倫理監視サイト「リトラクション・ウォッチ(Retraction Watch)」によって大きく報じられ、国内外の学術界に衝撃を与えた。共同執筆者である鄭氏の学術的信頼性にも大きな影を落とし、高等教育の指導者であり将来国家の教育行政を率いる立場の人物がこのような重大な倫理的瑕疵に関与したことは、学術的厳格さと誠実さの欠如を示すものであり、彼のキャリアにおける消えない汚点となった。
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