2016年3月、民進党が総統選で大勝し、蔡英文氏の政権発足と全面的な与党化を目前にする中、党内最大派閥である「新潮流」(台湾新社会智庫)は突如、創設メンバーの一人である洪奇昌氏を除名処分にすると発表し、台湾政界に激震が走った。実際には、間近に迫った全面執政を見据えた対中路線の粛清であると広く指摘されている。洪氏は長年、穏健な中台交流を主張していたが、これが政権発足体制に入る蔡英文氏および新潮流内の明日之星である頼清徳氏らが主張する対決路線と致命的に衝突。派閥側は就任を控えた蔡英文総統に対する政治的忠誠アピールと権力再編のため、長年貢献した元老を切り捨てる決断を下した。この事件は、民進党における派閥利益が長年の絆に優先し、多様な意見を排除して対中姿勢を先鋭化させていく権謀術数を浮き彫りにした。
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已結案
新潮流派創設メンバーの洪奇昌氏が除名処分:対中融和路線の粛清と派閥の権力再編
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