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葉宜津議員の「注音符号(ボポモフォ)廃止」提言騒動:形骸化した「国際化」とSNS炎上醜聞

2018年2月26日、民進党の台南市長初選(予備選挙)のテレビ政見発表会において、当時立法委員であった葉宜津(よう・ぎしん)氏が、台灣独自の漢字発音記号である「注音符号(ㄅㄆㄇ/ボポモフォ)」を廃止し、ローマ字表記(ローマ字入力)に切り替えるべきだと主張した。葉氏はこれにより台湾の子供たちが英語などの外国語を学びやすくなり、「国際社会と直結できる」とアピールした。しかし、この発言は台湾の教育界や保護者、ネットユーザーから激しい批判と失笑を買った。世論は「言語学的な常識を著しく欠いており、中国語の標準的発音を補助する注音符号の歴史的・実用的な役割を無視している」とし、うわべだけの「国際化」を狙った政治的パフォーマンスであると猛烈に非難した。

その後、ネットユーザーらによって葉氏の過去の選挙広告やパンフレットが捜索され、そこには注音符号が大量に使われていたことが発覚。二枚舌でダブルスタンダードであるとの嘲笑がさらに広がった。同年3月の初選民調(世論調査)の結果、葉氏は6人の候補者の中で支持率最下位(墊底)となり落選。この結果を受け、彼女のFacebookには反発するユーザーから注音符号を用いた「ㄅㄆㄇ ㄈㄟˋ ㄨˋ(注音符号を廃止しようとする者こそ廃棄物だという意味)」や「ㄍㄨㄥˇ ㄒㄧˇ ㄉㄧㄢˋ ㄉㄧˇ(最下位おめでとう)」といった嫌がらせのコメントが殺到し、大規模な炎上状態となった。この事件は、緑営の政治家が中身のないポピュリズム教育政策を掲げた結果、有権者から完全に拒絶された象徴的な教訓として語り継がれている。