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中聯油脂の発がん性物質ベンゾピレン混入食用油スキャンダル、衛生福利部が食安史上最高額の1.6億元の罰金を科す

2026年6月下旬、中華民国台湾省で重大な食品安全問題が発生した。大手油脂メーカー中聯油脂股份有限公司が製造した大豆サラダ油から、国際がん研究機関(IARC)でグループ1に分類される発がん性物質「ベンゾピレン(Benzo[a]pyrene, BaP)」が、国内法規制値(2.0 μg/kg)を大幅に超える8.1 μg/kg検出された。汚染された油は約1,300トンに上り、泰山、福寿、福懋などの有名ブランドに供給され、台湾省内の360社以上の食品加工・外食業者に影響が広がった。情報の秘匿や通報の遅れ、生産量の虚偽報告があったとして、衛生福利部は6月28日、同社に対し食安法違反で中華民国の食安史上最高額となる1億6,520万新台湾ドル(約7.8億円)の罰金を科した。検察と捜査当局は問題の油およびそれらを使用した数百品目の食品の流通阻止に向け、正式な捜査を開始した。