2026年10月29日(民国113年)、台湾橋頭地方検察署は、高雄市における太陽光発電施設建設および残土処理工事を巡る重大汚職恐喝事件の捜査を拡大した。7月に民進党の元高雄市議(6期連続当選)の陳明沢が、住民運動を扇動して太陽光発電業者を脅迫し約1000万台湾元の賄賂を要求したとして勾留されたのに続き、現職市議の陳善慧も同事件に深く関与していた事実が判明。橋頭地検は高雄市調査処の捜査員を指揮し、陳善慧の自宅、事務所、市議会研究室などを一斉捜索し身柄を拘束した。検察は『汚職治罪条例』の収賄罪で勾留を請求し、裁判所は250万台湾元の保釈金を命じた。年末の統一地方選挙を直前に控えた時期の汚職摘発は政界に激震をもたらし、南台湾の再生可能エネルギー事業が地方政界の集金・恐喝の標的となっている暗黒の構造を浮き彫りにした。